目的に応じた電流刺激

電気治療器といってもさまざまな電流治療器があります。

現在主に使われているものは刺激の弱い順に

微弱電流治療器

低周波治療器

干渉波治療器

高周波治療器        (認可による分類はすべて低周波治療器)

というものがあります。

 

人体への電流についてで、お話したように

電流量により生体に対する作用が変わってきます。  

 

 

電流刺激の主な目的

   電流刺激の主な目的.jpg

・高周波治療器 (筋収縮作用、筋力増強目的)

筋収縮作用による痩身や筋力アップに使用されています。

通常筋収縮作用を起こす反応レベルまで電流量を上げますので、筋細胞組織を破壊してしまいます。

筋力増強に使用はできますが治癒目的には使用することはできないでしょう。
 

・干渉波治療器 (電流刺激による血行促進)

皮膚の抵抗は低周波よりも少ないので装着面より皮膚の下34cmまではいるので、

刺激はソフトなので電流量を多くする傾向にあります。

また、吸引カップに水を含ませたスポンジを使用することが多く、この場合スポンジが乾燥したり、患部が凸凹であったりして密着性が悪くなると火傷の恐れがあります。

電流刺激による血行促進により本来の治癒に向えばいいですが、

「電気刺激を受けたという満足感」と治癒とは違うので区別しましょう。


・低周波治療器 (電流刺激による血行促進)

一般に使用されている低周波治療器は、皮膚抵抗が大きくなります。

患者さんに接触している面より皮膚の下35ミリぐらいのところで、70%〜80%広がってしまい、残った20%〜30%が入っていきます。

それをさらに刺激をいれようと電流量を多くすると皮膚に痛みが生じ火傷の恐れもあります。

微弱電流治療器 ソーマダイン      
 (鎮痛、生理作用の促進、細胞レベルの修復、生命中枢活性化、筋、筋膜弛緩)

微弱電流治療器は、

細胞のもつ電気的性質を正常・活性化 させることを目的にしたものです。

微弱電流治療器で通電することにより

損傷部分の細胞組織のミトコンドリアで生成される

アデノシン三燐酸(ATPを増大させることにより

蛋白質の合成が促進され組織の

修復が早まり、症状が回復していきます。

修復電流イメージ.png

 


 筋肉を増強させるためのトレーニング用として電流を流したい場合には、
強い電流が必要です。 

マッサージ主体で単に気持ちがよいといわれたいのであれば、
干渉波治療器による電流刺激が必要です。 

 

 

鎮痛、生理作用の促進、細胞レベルの修復、生命中枢活性化、筋、筋膜弛緩を目的とし

 患者さんの治癒力を高めるなら微弱電流治療器が必要です。 

痛みを抑えるだけの治療ではなく

「治癒を促進」

させるには生体レベルと同じ位の感じない程度の

“微弱な電気”が最も効率がいいのです。

 

 微弱電流治療器の選び方